“しばみー”について

しばみみは大吉というスクリーンキャプチャ
ハンドルネーム!さんからお借りしました)

しばみー、という名前でこのブログ・しばみみを書こうと思った理由を書きます。
もともとこの「しばみー」というニックネームは私のものではありません。
私が中学時代の好きだった人のニックネームをお借りしたものなんです。

少し話がややこしいですね。
好きだった男の子のことは「しばみー」とかぎかっこで書くことにします。

「しばみー」君とは、中学3年生のときに席が前と後ろでした。
すぐに仲良くなり、授業中に良くおしゃべりして怒られていました。
なんだか気が合って、いつもからかって笑いあってたような気がします。
周囲からは「お前らつきあってんだろ!?」とからかわれていました。
そのときは、「しばみー」君はいい友だちとしか思っていませんでした。

その頃、中学でひどいいじめにあっていて、中学のみんなが大嫌いでした。
もう二度とこの学校の人と会いたくない、と思っていました。
だから、誰にも自分が進学する高校のことを教えなかったのです。
でも、「しばみー」君だけには本当のことを伝えたいと思い、進学する高校名を伝えました。

卒業前に、「しばみー」君にサイン帳にメッセージを書いてもらいました。
「しばみー」君は書いたサイン帳を渡すとき、彼の秘密を教えてくれました。
卒業したら、名字が変わるということ。
私の秘密に比べ、とても重い内容の秘密に私はひるみました。
いいこと、優しいこと、何も言えませんでした。
ただ「ふーん、そっかー……」とだけ言いました。
そのまま私たちは卒業し、別れたのです。

もしかしたら、私は「しばみー」のことが好きだったのかもしれない、と初めて思ったのは、中学を卒業し、高校生活を楽しむようになった頃でした。
席が前と後ろだった中学生のときには、毎日くだらないことを話して笑いあえる毎日がこれからもずっと続くような気がしていたのです。
失う、ということを知らなかったのかもしれません。

それから、ことあるごとに「しばみー」君に会いたい、と思うようになりました。
でも、新しい名字の書かれたサイン帳は、引っ越しでどこかにいってしまいました。
どうしてそんな大事なものをなくしてしまったのか、自分でもわかりません。



あれから25年。
FacebookもGoogleも、彼の居場所を教えてくれません。
だから、ブログで呼びかけようと思ったのです。

もちろん、いい大人ですから、“いろいろな”方法で人探しができることは知っています。
でも、そういう方法で出逢っても、きっと「しばみー」君は喜ばない。

私の声はきっとブログという手段でインターネットの世界に呼びかけても、きっと声が小さすぎて、届かないかもしれない。
でも、何もせずに「逢いたいなあ」と思うだけでいるより、よっぽど素敵です。

そういう理由で始められたブログがあってもいい、そう思ってます。
いつの日か逢うことができ、「あの頃あなたのことが好きだったんだー」と話して笑える日がきたら、このブログでお伝えしますね。

しばみー