フィンランドで森に迷う フィンランド人の憩いの場所・森を探索する

森の中の湖に一本横に流れて立つ木

こんにちは! しばみーです。
今日はバイト先で旅好きな男の子と話してわくわくしております。

ワーキングホリデーで二年オーストラリアにいて、その時にできたフィリピン人のお友達の結婚披露パーティーに行くんだそう。
そういう国境を越えたお付き合いって、憧れます。

男の子とのおしゃべりの中でフィンランドの森の話が出たので、ブログでもご紹介しますね。

フィンランド人と森

フィンランドの森の中の湖

私も実際行ってみるまで知らなかったのですが、フィンランドの方にとって森はとても大事なんですって。
小さい頃はご両親と、若い子はお友達や恋人と、年配の方もお友達と、森に一緒に行きます。また、一人でも森に行きます。
私も、実際いろいろな人が、いろいろなスタイルで森を楽しむ姿をたくさん見ました。

森ではベリー類や、きのこが採れるのですが、みんなお気に入りの、そして秘密の採取場所を持っているんだとか。。。
こちらの本に詳しく書かれています。

 

フィンランドの人たちの民度の高さも、のんびりも、学力が高いのも、本をよく読むのも、親切なのも、それはそれは森があるからに違いないのだ。
『ワンテーマ指さし会話 フィンランド×森 (とっておきの出会い方シリーズ)』より

私はフィンランドに一度行っただけですが、フィンランドの方たちの学力の高さや親切さは、接する中で強く感じました。
また、森を愛している気持ちも、確かに強く感じたんです。

カフェで森に行きたいと相談したら……?

ヘルシンキにあるCafe Tin Tin Tangoというカフェの軒先

フィンランドの首都、ヘルシンキで、Cafe Tin Tin Tangoというコインランドリーのあるカフェに行きました。

洗濯物を山ほど持っていき、コインランドリーを使用(予約が必要なのでご注意!)
洗濯機のボタンにフィンランド語しか書いていなかったので、近くから心配そうに私の様子を見ていたおじさまに声をかけお願いし、助けてもらいながら洗濯を始めました。

フィンランドの方、見守ってくれるんですよー。道に迷ったときも何度か「May I help you?」と声をかけてもらい、助けてもらいました。
私が何度も道に迷ってしまうことが問題なんですけれどね。世界中で迷子です。

さて、洗濯中はカフェでコーヒーをいただきます。
すると、近くの席に座っていた若い男の子が「日本人の方ですか?」と話しかけてきました(フィンランドの方の英語は、なんとなく丁寧語な印象です)。

日本人ですよー、そうなんですね、僕も日本人の友達がいるんですよ、と軽くおしゃべり。
いい機会だったので、森について相談してみました。

苔むした木の切り株

「明日日帰りで、森に行きたいんだけど、どこにいくのがいいと思う? おすすめの場所はあるかなあ」

と聞くと、彼と一緒にいた男の子たち3人で相談が始まりました。

木々の間から差す木漏れ日

すると、周囲にいた他の男性が「いや、そっちよりもこっちの方が………」と男の子たちの会話に参戦(私とも、男の子3人とも知り合いではない様子)。
その後次々に人が加わり、最終的に総勢10名で「この日本人(私)に、どこの森に行かせるのがいいか?!」の大討論に。

会話はすべてフィンランド語なので詳しいことはわからないのですが、私の持って行った地図のあちこちをいろいろな人が指さして真剣に話し合っています。
なんとなく、私がフィンランド語がまったくできないこと、1日しかないこと、バスや電車を何本も乗り継ぐのは難しいのではないか? というようなことを話していたような…(違うかも)。

なんていい人たちなんだ。。。そして、やっぱりフィンランド人にとって森はものすごく重要で、妥協のできないことなのだな。。。と感動。

そして、10分にもわたる決議の末、最初に話していた男の子が
「結論が出たよ。ヌークシオがいい」
と教えてくれたのです。

話し合ってくれた全員に「Kiitos!」(キートス、フィンランド語でありがとう)と伝えると、みな「いやいや、いいんだ」と自分の席でうなずいておられます。
少しシャイなのも、フィンランドの方らしい。

このようにして、私の行く森、ヌークシオ国立公園(Nuuksion Kansallispuisto)が決定したのでありました。

ヌークシオ国立公園へGO

曇天の森の写る湖

天気は時々雨が降りつつも、なんとか持ってくれそう。
森に行く日がやってきました。

ヘルシンキから、列車とバスを乗り継いで1時間ほど。
先ほどの『ワンテーマ指さし会話 フィンランド×森 (とっておきの出会い方シリーズ)』によると、シーズンオフにはバスの本数は極端に少なくなっているので要注意とのことです。

モグラのキャラクターの書かれた緑とベージュの電車

このモグラちゃんはチェコのキャラクター、クルテクちゃんだそうです

電車はヘルシンキからエスポー駅まではスムーズに行けました。

バスで降りるときに不安だったので、乗る時に運転手さんに「Haukkalammentie(ハウッカランメンティエ)で止まりますか?」と聞いたら「止まりますよ。そこに着いたら教えてあげます」と言っていただき、運転席のすぐ後ろに座りました。
本当に、たくさんの人に支えてもらって助けてもらって旅しています。。。アリガタイ。

バスの運転席後ろからの景色

無事バス停で降り、森に、入っていきました。
ここから先は、写真多めでお送りしますね。

 

森! 森!! 森!!!

ピクニックコースの行先を示す標識

フィンランド語って1語の文字数多めです

ヌークシオ国立公園は、3つのコースが設定されています。
コースの分かれ目では、上記の写真のように標識があるので、迷うことはありませんでした。
標識も文字だけではなく、色で分かれているので、外国人でもわかりやすかったです。

森の中の木道

森の中に木道があるので安心して歩けます。
多少はぬかるみなどもあったので、靴は歩きやすい靴がいいと思いますよ。スニーカーであれば大丈夫です。

フィンランドの森の中の湖

ヌークシオ国立公園は、湖があり、もう言葉にならないほど綺麗でした。。。

苔むしたところに細い枝から枯れ葉

コケや枯れ葉もまた、美しい。

バスケットいっぱいのきのこを見せてくれる男性

写真は人が写っていないものばかりでしたが、大勢の人が来て憩いの時間を過ごしていました。
この男性はたくさんきのこを持っていたので、「たくさんきのこ採れましたね! 写真撮らせていただいてもいいですか?」と話しかけ写真を撮らせてもらいました。
ちょっとはにかんでいる感じが素敵でした。

紙パックのジュースと、赤字で3e(3ユーロ)と書かれたサンドイッチとパン

お弁当として、駅で買ったものです。
赤字は値下げの意味です。こういうのって共通なんですね。
サンドイッチやパンが3ユーロに値下がりしていました(2017年現在、1ユーロは132.80円ですが、当時は1ユーロ100円くらいでした。だからノルウェーとフィンランドに行けた)。

写真はないのですが、ところどころにバーベキューができる施設があります。
そこでソーセージなどを焼いて食べている方もいましたよ。いい匂いしてましたー

うっそうとした森の木漏れ日

ひとりで森を歩くのは、素晴らしい時間でした。
街からたった1時間でこんな場所に来られるなんて、本当に素敵です。

たとえば日本の東京であれば、1時間というと高尾山くらいの距離です。
高尾山にも上ったことはありますが、このヌークシオ国立公園で感じた、自然の中に溶け込んでしまいそうな経験はなかなか難しいと思います。

フィンランドの方は、森があって本当に羨ましい……(と、知り合いのフィンランドの女性に話したら、「でもフィンランドには山がないのよ!」とお嘆きでした。みんなないものねだりなのね)

てくてく散歩をしたり、写真を撮ったり、その辺に座ってぼーっとたたずんだり……
森での時間は、あっという間にすぎていくのでした。

バスできのこ摘み帰りのお兄さんとおしゃべり

気持ちよく森を一周して帰り、少し疲れた体でバスに乗り込みます。
すると、となりに座った男性が何やら謝ってきました。

「僕の体が大きいうえに荷物が多くて、あなたの席を狭くしてしまってごめんなさい」

彼は一生懸命私から体を離そうとしてくれたのですが、どうしても肩や腕が触れてしまうので謝ってくれたようです。

いえいえ、大丈夫ですよーと彼の方を向いたら、彼の足の間には大きなバケツと、その中にいっぱいのきのこ!
足の間に置かれた、バケツ一杯のキノコ

「たくさん採ったのね! 写真撮らせてもらってもいい?」
と聞いたら、こころよくOKをもらえました。
手に持ったきのこを写真に撮らせてもらう

少し誇らしげな彼は、20代半ばといったところ。
トレッキングシューズにバックパック、完璧なきのこ摘みスタイルです。

「こっちのきのこは美味しくて、こっちのきのこも美味しくて、全部美味しいんだよ!」

肉厚のきのこを横から写した様子

私も彼も、英語はあまり得意ではないので、子ども同士のような会話です。
でも、とても楽しい。
彼がとてもきのこ摘みを楽しんできたことがわかって、なんだか私まで嬉しい気持ちをもらった気分です。

帰りに、彼がこう言ってくれました。
「Nice to meet you!」

私もあなたと話せて良かったよ。隣に座ってくれて、どうもありがとう。

ヌークシオ国立公園の情報

森の中の湖に一本横に流れて立つ木

ヘルシンキから気軽に森林浴へ、ヌークシオ国立公園
ヌークシオ国立公園の観光情報はこちらが詳しかったです。
電車の乗り換えなどについての説明もあります。

Nuuksion kansallispuisto
ヌークシオ国立公園の公式サイト。フィンランド語のほか、英語表記もあります。

フィンランドへの行き方

フィンエアー(Finnair)から直行便が出ています。
成田・中部・関西空港⇒⇒⇒10時間15~20分⇒⇒⇒ヘルシンキ
私はフィンエアーで行きました。10時間のフライトは初めてでしたが、映画などを観られるので楽しく過ごせましたよ。

他には、

成田⇒⇒⇒ドイツ・デュッセルドルフ経由⇒⇒⇒ヘルシンキ
成田⇒⇒⇒デンマーク・コペンハーゲン経由⇒⇒⇒ヘルシンキ
羽田⇒⇒⇒ドイツ・ミュンヘン経由⇒⇒⇒ヘルシンキ

など。また、乗り継ぎ2回で安いチケットなどもあるようです(2017年10月現在)。

ヘルシンキには、マリメッコのアウトレットなどショッピングができたり、寺院や教会など見どころ満載なのですが、私はぜひぜひ森を訪れることをお勧めします。
フィンランドの方が愛する森、そこでの贅沢な時間を垣間見ることができ、とても素敵な経験ができると思います。

2 Comments

しばみー

鈴木さん✨
コメントありがとうございます!
フィンランドはフィンエアーの直行便があり便利ですよ。森、ぜひベリー摘みやキノコ狩りの季節にどうぞ

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