富士山に登ってみた③2日目 富士山はやっぱり異世界だった

富士山から見たご来光

こんにちは! しばみーです。
富士山登山の記録も3回目、ご来光に挑戦の巻です。

宿泊する山小屋に到着

さっそく夕飯

ご来光にさかのぼること数時間、18時少し前にほうほうの体で本八合目の山小屋にたどり着きました。
山小屋に着いたらすぐ山小屋のお兄さんに声をかけられました。

山小屋のお兄さん

お客様! お腹もぺこぺこでしょうから、すぐに夕飯のお時間にいたしますね! それまでに寝る場所を案内しますね!
いや、行動食を食べてきたしそんなにお腹減ってない、というかとりあえず座り込みたいです……
と思ったのですが、疲れ切ってしまって反論できず、着いて15分でバタバタと夕飯。

夕飯のカレーのお味は?

山小屋の夕飯はカレーです。
山小屋のごはんの量は少ないとは聞いていたのですが、確かに少なめ。

 

そしてカレーは……匂いはカレーでした。

でも味が何にもしなかったなぁ……疲れていたからかなぁ……

湿っていて隣の人と体がくっつく寝床

私が泊まるのは山小屋の中二階にあるロフト(というのかな、二段ベッドかもしれない)。
寝袋が敷いてあり、枕が置いてあります。寝袋も枕もシーツもみんな少しずつ湿っている。

 

このロフトに女性6人がぎゅうぎゅう詰めで寝ることに。

ここに登山の道具と、濡れた雨具、登山靴のすべてを置かなくてはならないのか~(だから寝袋などが湿ってしまうんですね)。

しばみー

山小屋はどこに行ってもこんな感じで混んでるし、ここは日本一高い山だから、まあ仕方ないか。

と自分を納得させます。

雲海の絶景

バタバタと荷物の整理をして、フリースなど防寒具に着替え(夕方すぎたら一気に寒さが増してきます)、外に景色を見に行きました。

富士山本八合目から見た雲海

雲海が眼下に広がっています。絶景!!

高山病? そして21時から24時まで仮眠

頭痛は高山病のサイン?

「なんだか、空気薄いのわかる気がする……」
「あ、やっぱりそう思う?」
他の登山客の方の会話を聞いて、そういえば私も頭が少し痛いと気付きました。

 

これは……もしや高山病?!
山小屋に戻ってきて酸素スプレーを吸ってみることにします。

 

すると、私が酸素スプレーを吸う姿を見ていた山小屋スタッフのお兄さんが話しかけてきました。

山小屋のお兄さん

高山病ですか?
わからないんですけど、頭が痛くて……

しばみー

山小屋のお兄さん

じゃあ、念のため、ごはんを食べ終えた時間から2時間は寝ない方がいいですよ。高地だと、消化にも影響があるそうです
そうなの?! じゃあそうしますー

しばみー

夕食は18時30分には食べ終えたので、アドバイスに従い2時間後の20時30分に横になることにしました。
おかげさまで、この後は頭痛などは全くなく過ごすことができましたよ。

高山病は怖いよ

下山後に再び会った、同じバスに乗って富士山登山に行った方の話を聞いたら、高山病で山小屋より先に登れなかったそう。

その男性は普段から登山経験があり、富士山登山は5回目だとお話してくれました。

名前

前日に遅くまで起きていて、寝不足だったんですよね。。。今まで4回は平気だったのに今回高山病になったのは、寝不足が原因だと思います

高山病で頭がガンガンして、吐き気もするので、仕方なく下山してきたんだとか。

 

皆さんも、体調を万全に整えて登ってくださいね!

どうして君たちは山小屋でポーカーをするのだ

眠るときには、隣の方と体がくっつく状態。でも、山小屋なんだから、こんなもんですよね。

 

ただ、ほとんどの人がもう寝床に入って眠ろうとしているのに、若者3人がポーカーに熱中してうるさくて眠れません。。。
本当は深夜1時に起きるつもりでしたが、寝るのを諦めて0時に起きだし、もらっていた朝食のお弁当を食べ、荷物をまとめます。

 

ストレッチをしていたら、山小屋のおじさんからは

名前

ご来光を見たいのなら、少し早いよねー
と言われました(早く頂上に着いてしまうと、ご来光まで寒い中待たなくてはならないから)。

でも、「うるさい! 眠れない!」とイライラしながら布団の中にいるよりは、と出発を決めました。

頂上に向けて出発! ご来光見られるかな?!

さあ、最後のひと踏ん張り、行ってみましょうか。
ご来光は見られるかなー。

到着/出発時間所要時間標準コースタイム
本八合目ー/1:00
九合目ー/1:5050分50分
頂上3:0070分30分

※記憶があいまいです

九合目から頂上までが苦労した様子が所要時間でわかると思います。特に九合目から頂上まで、コースタイムの二倍以上かかってます。
もう、本当に苦しくて苦しくて……。

体はかろうじて動くんですけど、すぐに息が切れちゃうんです。
これまでの登山道は、けっこう広くて、疲れたら道のはしっこで少し休む、ということができました。

 

でも九合目から山頂までは登山道が狭く、休める場所が少なくて。

疲れ切ってしまって、他の登山客の真似をして、登山道が広くなっているところで寝っ転がって空を眺めながら休んだりしました。

日本で一番高い場所から見る流れ星

夜空に流れ星、下には山の影

Photo by Phil Botha on Unsplash

ご来光が上る前なので、真っ暗な空一面に星が瞬いています。

ぼんやり眺めてると、流れ星がいくつも流れていくのを見られました。
久しぶりに流れ星見たな~と幸せな気持ちになり、元気が出てまた登山を再開することができました。

本八合目から大渋滞、始まりました!

須走ルートは、本八合目から吉田ルートと合流します。
さすが人気の吉田ルート、本八合目からは大混雑
なんですが、早めに山小屋を出発したことが功を奏して、そんなに大渋滞には巻き込まれずに済みました。ほっ。

 

登っている途中に、登ってきた登山道を見下ろすと、ヘッドライトの渋滞が延々と続いています。
早く山小屋を出発して本当に良かった……ポーカーで大盛り上がりだった若者たち、ありがとう。

 

とはいえ混んでいることには間違いないので、登るペースが同じ位の人とは抜きつ抜かれつという状態になります。
白くて薄~いレインコートとスニーカーという軽装の、二十歳くらいの女の子ふたりと休憩のたびに抜いたり抜かれたりしました。

 

本八合目を出る頃は「もうこのまま登っちゃう?」「行けるっしょ!」と強気だったお嬢さんたち。
でも、九合目で見かけたときにはすでにグロッキーでした。顔色も悪く、会話も途絶えて。

 

ふたたび二人を見かけたときは山頂付近。

女の子1

あ、こことうとう来たんじゃね?
もしかして山頂じゃね?

女の子2

女の子1

やっ
たーーーー!!!

女の子2

二人で喜びを爆発させてました。よかったねぇ……。

富士山の山頂にたどりついた!

山頂には早朝3時に着きました。
日の出は5時頃なので、それまで山頂で待ちます。

 

山頂に座り込んで、またぼんやりと星空を見て流れ星を数えていたら、ある考えが浮かびました。

しばみー

この時間に山頂に来れたってことは、富士山の本当の最高峰・剣ヶ峰(けんがみね、3,776m)まで行けるかも?!
富士山の山頂といわれているところは、じつは3,706m
学校で教わった3,776mは剣ヶ峰なんだっていう話を富士山登山の直前に知りました。剣ヶ峰まで行けたらいいけど、難しいよなぁ~と諦めていたんです。

 

でも、剣ヶ峰まで標準コースタイムは50分。

しばみー

ひょっとしたら、剣ヶ峰、日本で一番高い場所でご来光が見られるかも?!

と思い立ち、ガイドブックをもう一度見直してみました。

この日の最終地点、五合目の菊屋さんに10時着というスケジュール。下りの時間を考えても、少し余裕がある。
昨日と今日の自分の登りのコースタイムを考えると、剣ヶ峰に行くことは可能だ!

というわけで、ここでも勢いで剣ヶ峰に行くことを決めました

鶴ヶ峰への登山道は暗闇だった

ふんふんと興奮しながら、人が多くなってきた富士山山頂から剣ヶ峰方向に歩きだします。

 

富士山の山頂は山小屋や自販機、人のヘッドライトで明るかったのですが、そこから一歩外に出た剣ヶ峰への登山道は真っ暗闇。
時間的なものなのか、人が少なく、自分のヘッドライトの明かりだけが頼りです。

なんだかこの世じゃなくてあの世ってこんな感じかな? という景色でした……。

 

空なのか地面なのか、闇が一つながりになってしまって、どこからどこまでが道なのかわからない。

 

富士山の登山でいちばん緊張したのは早朝の朝日が昇る前の、この登山道でした。
暗闇の中をひとりで歩くのは、こんなに心細いんだなぁ。

 

でも、自動販売機があって明るい富士山の山頂よりも、富士山の本来の姿を見られたような気がする。
そんなに簡単に人を受け入れてくれるような山ではないのだろう、たぶん。

とうとう山頂までたどり着きました!

次の記事、「富士山に登ってみた④極楽編 日本一の高さに生ビールで乾杯」が最後です。
こちらも併せて読んでもらえたらうれしいです!

富士山から見たご来光と雲海富士山に登ってみた④極楽編 日の本一の山に生ビールで乾杯

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